被害をもたらす現象である {自然科学・宇宙・現象}

太陽嵐とは、太陽で非常に大規模な太陽フレアが発生した際、爆発的に放出される太陽風・電磁波・粒子・粒子線などが、地球上に甚大な被害をもたらす現象である。

太陽は、太陽黒点数の変化周期である約11年のほか、約200-300年などのいくつかの活動周期を持つと言われている。

最も顕著なのは11年周期であり、およそ11年ごとに、活動が活発な極大期とそうでない極小期とを繰り返す。

極大期には、人工衛星に搭載される電子機器などに被害をもたらすような強い太陽フレアが発生することがある。

また、強い磁場、高密度のプラズマを伴った太陽風が磁気圏に衝突することで、強い電気エネルギーが磁気圏内に生成され、それが原因となって地上にも被害をもたらすことがある。

観測史上最も激しい太陽フレアは2003年11月4日のもので、人工衛星や惑星探査機に影響が及び、国際宇宙ステーションでも念のため避難が行われた。

しかし、被害は限定的で一時的なものであった。

この観測史上最大の太陽フレアはX28であったが、これをはるかに凌ぐ規模の太陽フレアが発生する可能性が指摘されている。
update:2010年03月05日